このブログは@knight@のロボット・電子工作方面の活動を書いてるサイトです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
○
真壁の推測は当たっていた
盗賊らしきフレーム6小隊と戦車1小隊の混合部隊の内1体は迫撃砲用に改造がされた大型戦車だった
各機は真壁のガンブラスターが入手した情報を取り対応する
敵部隊の内フレーム部隊が使っているフレームは全て"ガンナー"なのだが所々違う腕が使われたりしている
「盗賊だな、ありゃ」
「しかし迫撃砲とは・・・いい趣味してるな」
「そんな事言ってる場合か!」
「・・・いくぞ」
真壁は背中のENランチャー2丁を構えると照射モードで一文字になぎ払う
直径0.4mの光の柱とはいえ当たれば致命傷になる攻撃は一気に3機のフレームをを吹き飛ばした
「おわっ」
「容赦ねぇな・・・」
「俺たちも行くぞ!」
リオン達は真壁に続いて攻撃を仕掛ける
真壁は最初の攻撃の後退しながらランチャーを仕舞いサブマシンガンを連射する
それを追いかけて3機の盗賊が攻撃するが全ての弾を避ける
真壁はマシンガンを捨て再びENランチャーで今度は盗賊が通ろうとする地面に向けて照射した
それを予測していた盗賊はバックステップを使い光の柱を避けた
盗賊は勝ったと思いライフルをガンブラスターに使おうとした時だった
大きな亀裂の音がすると同時に地面から大量の水が吹き出る
真壁は事前に地下水脈を情報から予測してそこにENランチャーで蓋をしていた岩盤を破壊したのだ
それの直撃を受けたフレームだが防水加工万全なので破壊はされない
が、しかし真壁には十分のチャンスだった
真壁はENサーベルを抜くと3体立て続けに切り倒した
それぞれの一撃の中2体目はコックピットごと胴体を切り裂いていた
その光景を見ていたバラッドは驚く
「やるぅ、流石は"紅の翼"って事か」
「・・・」
「感嘆している場合か!」
リオン達はライフルで敵フレームを確実に破壊していきラストの1体を破壊した
真壁が単身で1小隊を相手していたのでリオン達はコンビネーションで戦車とフレーム計6機を破壊していた
「俺は2機撃破したぜ」
「俺は1機だ、くそっ」
「はっは!どうだ♪」
バラッドの自慢はいつもしているのでリオンは無視してクローネと通信をする
リオンはこの"濃い"戦力に疑問を持っていた
「クローネ、大丈夫か?」
「はい、と言うわけでもないようです」
するとレオンの音センサーに銃撃音を確認する
位置は車がいる位置だ
「敵か」
「はい、けど1小隊なので何とかしてみます」
「無茶するなよ!」
するとクローネは鼻で笑う
「了解です!」
リオンは通信を周囲に切り替える
「各機!すぐに戻るぞ!」
「おう!」
「了解!」
「・・・」
「ところで真壁」
「…なんだ?」
「さっきの・・・バラッドの事、気にするなよ?」
「別に気にしてはいない」
「あの日の・・・"あの"事件からお前は完全に変わったからな・・・」
「リオン!」
真壁が珍しく大きな声で言うのでリオンは言葉を止めた
「・・・すまない」
「急ぐぞ」
真壁はそう言うと最大加速で走り出した
PR
この記事にコメントする