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21世紀になって数年、もう17になった俺にとって魔法やら精霊やらといった非科学的な存在は流石に無いと思っていた
そう"彼女"と"もう一つの世界"に出会うまでは・・・
そう"彼女"と"もう一つの世界"に出会うまでは・・・
「よしっ」
少年、藤島新一は今の服装に満足すると黒い長方形型のバッグを取り出す
バッグの中には銃とサバイバルナイフが入っている
ただし銃の弾はプラスチック弾、つまりはモデルガンだ
そして服装は密林迷彩の入った迷彩服で帽子もそれに統一されている
今日は新学期からの最初の休みで学校の仲間とサバイバルゲームをするために朝から準備をしていた
『さて、本日のふたご座の運勢は・・・』
「おっ」
この運勢占いは結構当たったりするのでシンはよく見ている
『残念!12位です!』
「あらら」
『しかし、トラブルを上手くこなせば運命の出会いがあるかも!?』
「なんじゃそりゃ?」
シンはそう思いながら時計を見ると予定を10分も超えていた
慌てて家を出ようとするが写真立てが目に入る
「おっと」
シンは胸ポケットからチェーンとそれに繋がっている指輪を首にかける
写真には3人の親子が写っており一人は5歳の頃のシン、そして二人の男女はシンの両親だ
シンの両親は10年前に交通事故で死亡、偶然友達でサッカーをしていて車にいなかったシンは両親の遺産と叔母の好意に甘えていままで生活していた
「行ってきます」
シンはそう言うと家を出て行く
そんな姿を写真の両親は笑顔で見送っていた
「あれが"一族"の末裔か」
「はい」
水晶を通じてシン見る肌白の男は万辺の笑みを浮かべる
「もちろん"あれ"も彼が持っています」
「では始めるか」
「はっ!」
肌白男がそういうと"術"を発動させた
「う~急げ急げ~」
どこぞのトイレに急ぐように走るシンはショートカットとして公園を抜けていた
すると広い場所に出るがそこに一人のスキンヘッド男がいた
春とはいえ今日は暑いのに黒いローブを着ている
「貴様、フジシマシンイチだな」
「そうだが・・・」
『開け、門』
男は謎の言葉を発するとシンの足元に黒い闇が広がるとシンは足場がなくなる感覚を感じた
いや、実際に地面が無くなったのだ
黒い闇がズブズブとシンを飲み込んでいき遂に頭だけが出る姿になった
「な、なんだよこれ!?」
「向こうの世界で出会いましょう、"運命の子"よ」
男はそういうとローブを残して姿を消した
そうしている間にも闇が口に達した
「やべぇ!」
シンは一か八か思いっきり息を吸い込んで自ら闇の中に潜った
「ん・・・」
シンが目を覚ますとそこは緑の中だった
青々とした木々は1本1本が太くまるで100年以上が経っているように見える
流石にここが先ほどの公園ではない事を悟ったシンはまず状況を確認する
まずは装備
持っていたカバンは手に握っていたが運悪くファスナーを開けていたので中にはサバイバルナイフとハンドガン用のマガジン5つ、腰にあるサイドアームズであるモデルハンドガンしかない
「うう…せっかくバイトして買ったのに・・・」
シンは愛用のスナイパーライフルを無くした事に落ち込むがいきなりの呻き声がして声がする方を見る
そこには犬がいた
猟犬のように鋭い牙、黒と茶色を持つ毛並みをみてもどう見ても犬だった
ただ大きさを無視しては
「グルルルル・・・」
"隣の2mはある大岩並み"の背を持つ犬は赤く輝く瞳をこちらに向けさせると体を小さくする
―来るっ!?
大犬は驚異的な跳躍力でシンに飛び込んでくる
シンはあわてて逃げようとするが大木の根っこに脚を引っ掛け倒れてしまう
大犬のするどい爪がシンの顔に当たりそうになる
シンはもうだめかと思い目を瞑った
しかしその直後大犬の顔面で爆発がおきると大犬は吹き飛び大木に叩きつけられた
シンは何が起きたのか分からないまま更に大犬に向け5本の炎の矢が大犬の腹部に全て直撃すると大犬は黒焦げになり動かなくなった
「どうやら無事みたいね・・・」
女性の声がするとシンはその声がする方を見る
するとそこには"木の上"にいる宝石のような石が付いた杖を持つ少女、そして―
「青と・・・白の・・・」
そこでシンは限界に達したのか気絶してしまったのだった・・・
少年、藤島新一は今の服装に満足すると黒い長方形型のバッグを取り出す
バッグの中には銃とサバイバルナイフが入っている
ただし銃の弾はプラスチック弾、つまりはモデルガンだ
そして服装は密林迷彩の入った迷彩服で帽子もそれに統一されている
今日は新学期からの最初の休みで学校の仲間とサバイバルゲームをするために朝から準備をしていた
『さて、本日のふたご座の運勢は・・・』
「おっ」
この運勢占いは結構当たったりするのでシンはよく見ている
『残念!12位です!』
「あらら」
『しかし、トラブルを上手くこなせば運命の出会いがあるかも!?』
「なんじゃそりゃ?」
シンはそう思いながら時計を見ると予定を10分も超えていた
慌てて家を出ようとするが写真立てが目に入る
「おっと」
シンは胸ポケットからチェーンとそれに繋がっている指輪を首にかける
写真には3人の親子が写っており一人は5歳の頃のシン、そして二人の男女はシンの両親だ
シンの両親は10年前に交通事故で死亡、偶然友達でサッカーをしていて車にいなかったシンは両親の遺産と叔母の好意に甘えていままで生活していた
「行ってきます」
シンはそう言うと家を出て行く
そんな姿を写真の両親は笑顔で見送っていた
「あれが"一族"の末裔か」
「はい」
水晶を通じてシン見る肌白の男は万辺の笑みを浮かべる
「もちろん"あれ"も彼が持っています」
「では始めるか」
「はっ!」
肌白男がそういうと"術"を発動させた
「う~急げ急げ~」
どこぞのトイレに急ぐように走るシンはショートカットとして公園を抜けていた
すると広い場所に出るがそこに一人のスキンヘッド男がいた
春とはいえ今日は暑いのに黒いローブを着ている
「貴様、フジシマシンイチだな」
「そうだが・・・」
『開け、門』
男は謎の言葉を発するとシンの足元に黒い闇が広がるとシンは足場がなくなる感覚を感じた
いや、実際に地面が無くなったのだ
黒い闇がズブズブとシンを飲み込んでいき遂に頭だけが出る姿になった
「な、なんだよこれ!?」
「向こうの世界で出会いましょう、"運命の子"よ」
男はそういうとローブを残して姿を消した
そうしている間にも闇が口に達した
「やべぇ!」
シンは一か八か思いっきり息を吸い込んで自ら闇の中に潜った
「ん・・・」
シンが目を覚ますとそこは緑の中だった
青々とした木々は1本1本が太くまるで100年以上が経っているように見える
流石にここが先ほどの公園ではない事を悟ったシンはまず状況を確認する
まずは装備
持っていたカバンは手に握っていたが運悪くファスナーを開けていたので中にはサバイバルナイフとハンドガン用のマガジン5つ、腰にあるサイドアームズであるモデルハンドガンしかない
「うう…せっかくバイトして買ったのに・・・」
シンは愛用のスナイパーライフルを無くした事に落ち込むがいきなりの呻き声がして声がする方を見る
そこには犬がいた
猟犬のように鋭い牙、黒と茶色を持つ毛並みをみてもどう見ても犬だった
ただ大きさを無視しては
「グルルルル・・・」
"隣の2mはある大岩並み"の背を持つ犬は赤く輝く瞳をこちらに向けさせると体を小さくする
―来るっ!?
大犬は驚異的な跳躍力でシンに飛び込んでくる
シンはあわてて逃げようとするが大木の根っこに脚を引っ掛け倒れてしまう
大犬のするどい爪がシンの顔に当たりそうになる
シンはもうだめかと思い目を瞑った
しかしその直後大犬の顔面で爆発がおきると大犬は吹き飛び大木に叩きつけられた
シンは何が起きたのか分からないまま更に大犬に向け5本の炎の矢が大犬の腹部に全て直撃すると大犬は黒焦げになり動かなくなった
「どうやら無事みたいね・・・」
女性の声がするとシンはその声がする方を見る
するとそこには"木の上"にいる宝石のような石が付いた杖を持つ少女、そして―
「青と・・・白の・・・」
そこでシンは限界に達したのか気絶してしまったのだった・・・
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