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やよい達が話している間に対象の商品が出されようとしていた
『それでは次のお品はあの幻の"ブレーメン"の一品です!』
それと同時に起こる歓声、それだけ注目されていた商品だということだ
このまま買い手が決まって持っていかれてしまうと取り返す事はまず不可能に近い
やよいは懐から複数のマスコットを出すと意を決する
「こうなったら最後の手段です・・・!」
「使い捨ての施設とはいえよくもまあこんなものを作ったわね」
櫻はそう思いながらやよい達とは違うルートで地下に入っていた
櫻の勘では「あれ」の到着まで遅くて5分、それまでに回収対象を見つける必要があった
櫻の出た場所もやよいと同じく壁面の非常口で見晴らしが良かったためにやよい達はすぐに見つかった
ステージの裏に直彦、とステージ真下にやよい、そして配電盤に大塚さんがいた
恐らく配電盤から照明を消しその直後に対象を奪取するつもりだろう
勿論、その作戦はやよい達が危険になり櫻としてはNGだ
櫻は早速構えると対象をステージの上にあるぬいぐるみに定める
訓練はしてきた。行ける―!
そう思い"それ"を出そうとした時だった
「動くな」
男はそういうと櫻の背中に自動拳銃を突きつけた
櫻は構えを解き両手を挙げる
「よし、そのままこっちを―」
男が言い切る間に櫻は男のほうを振り向き自動拳銃を掴んだ
男は驚き引き金を引こうとしたが弾は出されない
それどころか自分の持っている拳銃の異変に気付く時には櫻は既に次の行動をしていた
櫻は睡眠薬入りの注入器を出すと男の首筋に思いっきり押し込んだ
男はそのまま白目をむきその場でぐったりしてしまった
櫻は念のために持っていた戦闘用の糸で男の両親指と両足を縛る
その間わずか10秒という短時間だったがその時間が致命的だった
「いきます!」
やよいがそう合図すると大塚さんが照明を落す
手動で照明を落としたので非常電源が掛からず周囲はパニック状態になる
直彦はその瞬間ステージの上に飛び出し消える直前に見た光景頼りに護衛に近づいて殴り倒していく
その隙にやよいは暗視ゴーグル頼りにまっすぐ対象のぬいぐるみに近づいて取る
「よし!いくぞ!」
「はい!」
この後は一気に外に脱出する予定だった
しかしその直後照明が一気に付く
「なっ!?」
予定ではあと10秒ほど回復に時間が掛かる筈なのにそれが無効化されてしまっていた
ステージの上で硬直してしまった二人は駆けつけてきた警備員に囲まれる
直彦とやよいはお互い背中を合わせる
「やはりお前たちか」
先程の逆さま男はステージにあがってくると手に持っていた"それ"を放り投げた
放り投げられた大塚さんは所々に怪我をしていて動けそうに無い
「お嬢様、早く撤退を・・・」
大塚はそう言うがこの状況、逃げられる隙は無い
「これはさすがに・・・」
「ああ、やばいかもな・・・」
そういいながらやよいの時計は既に5時を指そうとしていた
『それでは次のお品はあの幻の"ブレーメン"の一品です!』
それと同時に起こる歓声、それだけ注目されていた商品だということだ
このまま買い手が決まって持っていかれてしまうと取り返す事はまず不可能に近い
やよいは懐から複数のマスコットを出すと意を決する
「こうなったら最後の手段です・・・!」
「使い捨ての施設とはいえよくもまあこんなものを作ったわね」
櫻はそう思いながらやよい達とは違うルートで地下に入っていた
櫻の勘では「あれ」の到着まで遅くて5分、それまでに回収対象を見つける必要があった
櫻の出た場所もやよいと同じく壁面の非常口で見晴らしが良かったためにやよい達はすぐに見つかった
ステージの裏に直彦、とステージ真下にやよい、そして配電盤に大塚さんがいた
恐らく配電盤から照明を消しその直後に対象を奪取するつもりだろう
勿論、その作戦はやよい達が危険になり櫻としてはNGだ
櫻は早速構えると対象をステージの上にあるぬいぐるみに定める
訓練はしてきた。行ける―!
そう思い"それ"を出そうとした時だった
「動くな」
男はそういうと櫻の背中に自動拳銃を突きつけた
櫻は構えを解き両手を挙げる
「よし、そのままこっちを―」
男が言い切る間に櫻は男のほうを振り向き自動拳銃を掴んだ
男は驚き引き金を引こうとしたが弾は出されない
それどころか自分の持っている拳銃の異変に気付く時には櫻は既に次の行動をしていた
櫻は睡眠薬入りの注入器を出すと男の首筋に思いっきり押し込んだ
男はそのまま白目をむきその場でぐったりしてしまった
櫻は念のために持っていた戦闘用の糸で男の両親指と両足を縛る
その間わずか10秒という短時間だったがその時間が致命的だった
「いきます!」
やよいがそう合図すると大塚さんが照明を落す
手動で照明を落としたので非常電源が掛からず周囲はパニック状態になる
直彦はその瞬間ステージの上に飛び出し消える直前に見た光景頼りに護衛に近づいて殴り倒していく
その隙にやよいは暗視ゴーグル頼りにまっすぐ対象のぬいぐるみに近づいて取る
「よし!いくぞ!」
「はい!」
この後は一気に外に脱出する予定だった
しかしその直後照明が一気に付く
「なっ!?」
予定ではあと10秒ほど回復に時間が掛かる筈なのにそれが無効化されてしまっていた
ステージの上で硬直してしまった二人は駆けつけてきた警備員に囲まれる
直彦とやよいはお互い背中を合わせる
「やはりお前たちか」
先程の逆さま男はステージにあがってくると手に持っていた"それ"を放り投げた
放り投げられた大塚さんは所々に怪我をしていて動けそうに無い
「お嬢様、早く撤退を・・・」
大塚はそう言うがこの状況、逃げられる隙は無い
「これはさすがに・・・」
「ああ、やばいかもな・・・」
そういいながらやよいの時計は既に5時を指そうとしていた
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